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研究分野教員一覧人文環境学講座空間環境学講座循環環境学講座空間情報学講座

空間情報学講座

    高橋 孝明 教授
    経済地理学

    経済活動の立地がどのような要因によって決められるのか、という問題を空間経済学の観点から研究している。現在進めている研究トピックスには以下のようなものがある。(1)地方政府の公共サービス供給の研究公共サービスを供給する地方政府間の戦略的な競争に焦点をあて、その経済学的帰結を分析する。(2)経済地理と輸送の相互依存の研究経済活動の分布が、経済で採用される輸送技術にどのような影響を与えるかという問題を分析する。(3)輸送部門と生産部門のトレードオフの関係の研究。経済に存在する資源は、何らかの方法で、輸送と財の生産との間で配分されなければならない。この研究では、この配分がどのようなメカニズムで行われ、それが、社会の厚生水準に関して、どのような含意をもっているかを明らかにする。
    瀬崎 薫 教授
    通信システム,位置情報依存型サービス

    建築物や市街地等実社会の環境上にセンサやコンピュータ端末を配備し、人間のおかれた状況を汲み取りながら、より豊な人間生活行動を支援するサービスを提供する「コンテクストアウエアサービス」を柔軟に提供する機構についての研究を行っている。要素研究は極めて多岐に渡るが、重要なコンテクストである位置を同定するための技術、環境情報を利用しながら適切な情報を配信する技術、利便性を高めるための人間とコンピュータの間のインタフェースの改善等が挙げられる。
    山田 育穂 教授

    都市で発生する様々な事象を対象として、その空間的な分布の特徴や背景にある秩序を理解するための解析手法について研究しています。応用分野として力を入れているテーマは「住民の健康を支える都市環境」で、都市空間の歩きやすさ(ウォーカビリティ; walkability)が住民の健康に及ぼす影響などについて研究を進めています。


    小林 博樹 教授
    アニマルコンピュータインタラクション

    環境問題の解決支援として、情報空間と生態系が分かちがたく一体化し、全体として高度な情報処理を実現するシステムを研究している。現在、人間の生活圏の拡大や自然開発の活発化に伴い、絶滅危惧種の増加や有害鳥獣類による農作物被害、放射能汚染など人間社会の利益と生態系の保全との衝突が深刻な問題となっている。人間が生態系に物理的に接触すれば生態系の破壊は不可避であり、生態系保全には物理的な分断がもっとも効果的な手法である。そこで本研究ではアニマルウェアラブルやユビキタスセンサを統合し、遠隔地自然環境とユーザーの間 を物理的に分断したままで、全体として高度な情報処理を実現するインタフェース(計算機を介した人と生態系のインタラクション)のデザイン・実装・フィールド評価を行っている。
    関本 義秀 教授
    デジタルスマートシティ,ビッグデータ,人々の行動変容,センシング・シミュレーション

    これだけ、多くの技術やデータ蓄積が進んできているのに、日本が自らの力で、都市全体 をデジタル化し、それがサステナブルにメンテナンスされ、それぞれの地域の市民や企業 が活性化し、ハッピーになる事は、遠い遠い目標です。どうしたら、自律的に、サステナ ブルなデジタルスマートシティの基盤を作っていけるか?そんな研究を行ってします。
    西山 勇毅 講師
    モバイル・ウェアラブルセンシング,ライフログ,行動変容促進,ウェルビーイング

    人々が心身共に健康な状態(Well-being)で生活できる環境を、情報技術を用いて実現するシステムの研究を行っている。現在、スマートフォンやウェアラブルデバイス、IoTなどの情報通信機器は我々の周りに偏在しており、それらを用いて人や場所の状態、心理状態など、より高次なコンテキストを抽出し、適切に還元することで、人々のWell-beingの向上を実現する。そのための要素技術として、モバイル・ウェアラブルセンシング基盤の開発、機械学習やビッグデータ解析を用いたコンテキスト抽出技術の開発、データの可視化やJust-in-Timeなフィードバックによる行動変容促進手法などの研究開発を行っている。
    吉田 崇紘 講師
    空間データ解析,気候変動影響評価,都市システム

    地理情報科学を礎に、空間データの新たな解析技術の研究と、都市における気候変動影響評価の研究を行っている。前者は、様々な地理空間現象に適用可能な解析技術・枠組みの構築を目指す研究であり、特に組成データ解析という岩石の化学組成を扱う地質学で発展してきた考え方を援用した手法開発の検討を行っている。後者は、都市計画、建築環境工学、交通工学、リモートセンシングなど都市に関連する分野を横断し、また各分野で用いられる多種多様な空間データを地理情報システム上で統合し、気候変動の緩和と適応に向けて、個別の建物や道路が見える程度に詳細な空間解像度で分析する研究である。

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